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もうエコは当たり前!?

月刊コンピュータテレフォニー 2月号への執筆より

マーケティング最前線:連載第121回 2013年1月20日

もうエコは当たり前!?


先日、人気の高い無水鍋が届いた。

今注文しようとして、その会社のサイトをチェックすれば「現在、納期15カ月となっております」と記載されている。熟練した職人がしっかりと作る鋳物ホーロー鍋で、商品が到着するまで気が遠くなるほど待たないといけない人気商品なのである。

ちょうど1年前に注文し、頻繁にメールなどで到着前のお知らせが入っていたので別段驚かなかったが、1年は長いので、その間に引越しされた方も多いのではとマーケティング屋の観点から、ふと思ったくらいだ。

その待望の鍋が来て以来、我が家では胃にやさしい野菜を中心とした料理が多くなり、細火でじっくり煮込むエコな感じがなかなか魅力的なものとなっている。

現在、身近な「ECO」は個々人の中で徐々に広がっている。「エコピープル」と言って、環境社会検定試験に合格した人をそう呼ぶ、通称eco検定なるものをご存知だろうか。

これは2006年から始まっていて、さまざまな活動がなされている。2012年の7月にも検定が行われ、1万8014人が受験し55.7%がエコピープルになったようである。こうした取り組みの中で、筆者がいつも注目してサイトチェックしているのが、東京ガスが情報提供しているエコ・クッキングのサイト。

エコの観点から「買い物」「料理」「片づけ」をすることを広く啓蒙している。このサイトの中で、とくに興味深いコンテンツはエコ・クッキングレシピ。皆さんも、一度チェックされると毎日の食卓が変わるかも。だが、もっと身近なエコが自分にはあったことを思い出した。

ナイロン製のエコバッグを通勤バッグに入れて持ち歩いて、ほぼ10年近くになることだ。仕事帰りにショッピングした際の過剰な包装や、自宅で捨ててしまう紙袋をもらわないためのものである。これが自分の生活の中で一番エコ的な活動として長続きしており、コンビニやスーパーでも出来るだけ自分のエコバッグを利用するようにしている。

しかしながら、そうした自分自身のエコ活動が思うように行かないのが、ネットショッピングである。購入商品を過剰なほどの大きなダンボールに入れて宅配してくる大手外資系ネットショッピングモール。

きっと、多くの人が経験しているであろうと思われる。巨大な倉庫から注文商品をピッキングし梱包する作業の効率化と、そのシステム化を追求すると、エコなどと言っておられないのであろうか。

消費者からすると、購入した商品が破損しないように厳重な梱包をすることで安心感があることも確かだが、必要以上に過剰だと判断する人も少なくないであろう。エコ時代に入って、他のネットショッピングモールでは運搬物がよりコンパクトになるようにと、しっかりエコ包装などの工夫がなされているので、以前にも増してその過剰ぶりが目立ってきている。

最初のうちは筆者も、「ダンボールの再活用!」ということで、同じサイズの箱を集めて収納用に使っていたものの、さすがに多くなると自宅の部屋が倉庫っぽくなることが避けられない感じになり、家人にもゴミ扱いされてとにかく不評である。

くだんのネットショッピングサイトには、いろいろな人がさまざまなコメントを書き込んでおり、もはや時代の流れと逆行している感が強いと思うのは私だけではあるまい。

[もうエコは当たり前!?] 2013年3月 6日

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