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説明会のメリット

月刊コンピュータテレフォニー9月号への執筆より

マーケティング最前線:連載第116回 2012年8月20日

説明会のメリット

夏休みの旅行市場は好調のようだ。東日本大震災での落ち込みが回復しているのかもしれない。また、対ユーロでの円高やオリンピックの開催がプラスしたのか、あるいは夏季でも涼しいデンマーク、ノルウェー、スイスへの旅行増などヨーロッパ旅行が伸びているのも大きな要因であるらしい。

今やネットで気軽に予約・購入ができる旅行商品であるが、気軽さゆえに旅行先で「こんなはずではなかった」と思った人も多いのではないだろうか。そういう思いをしないで済むようにと、先日旅行説明会に初めて参加してみた。

現在、1週間以上の海外旅行や海外ツアーにおいて、旅行代理店各社が販促の一環として開催している旅行説明会。旅行代理店にとっては、競合各社との熾烈な競争下で自社商品の強みや利点を強くアピールする必要があり、最少催行人数を早めに確定したいという意図も大いにあろう。

旅行商品は観光資源や宿泊施設、フライトなどの移動交通機関などは同じであっても、企画内容によっては魅力度が随分異なることもあり、これが旅行商品の特徴にもなっている。そのため、旅行に慣れている人ほど各社の商品の違いを見定めたいらしく、旅行説明会は情報収集する貴重な場であると、ある「旅行の達人」から教えて頂いた。

旅行先の食事やショッピング、自由時間、移動手段、オプションなどが、旅行者本人にとってふさわしいものかどうか、また取捨選択の見極めなど、しっかり探ることができるようだ。ただし、時間的な余裕がないと、この旅行説明会に参加すること自体難しいが、参加して詳細な話を聞けば聞いただけのことはあり、貴重な情報収集ができるという利点があることは確かだろう。

旅行商品はカタログやネット上で見ればわかるという人もおられるが、実際にツアーに参加したり、観光地に行ったりすると、旅行前に想像していたとおりではなく、いろいろ異なっている点も少なくない。

旅行代理店のカウンターではそうした旅行商品を説明し、熱心に勧めてくれるものの、カタログに書かれている以上のことを詳しく話してくれることはないので、結果として認識のズレが生じてしまうのも当然である。

そのズレを少しでも解消してくれるのが旅行説明会であろう。これは非常に重要な機会であり、大型・長期のツアーであればあるほど是非参加をお勧めしたい。というのは、旅行説明会ではカタログでの疑問点や気になるところを詳しく聞いてみると、ほぼ納得できることが多いからだ。

予め事実を知っておくことで、想像以上の誤った期待の"膨らみ"がなくなり、想像ではなく現実的に状況を認識してから旅行することができるメリットがあると実感した。とくに、旅行を企画した旅行代理店本社の担当者が直接説明してくれることもあり、支店の販売員さんの大まかな説明とは異なることがわかった。

最も重要なのは、どれも似たように見えるパッケージツアーであるが、参加者はそもそもどんな欲求を満たすために旅行先を選ぶのかをよく考える必要があり、曖昧な選択基準でツアーを決めてしまうことで、その目的や価値を見失ってしまうことを考えると、旅行説明会への参加は有効であろうと思われる。

[説明会のメリット] 2012年8月22日

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