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企業サイトのグローバル化はまだまだ!?

月刊コンピュータテレフォニー1月号への執筆より

マーケティング最前線:連載第96回 2010年12月20日

企業サイトのグローバル化は?


企業サイトの グローバル化日本の景気低迷は長く険しい。そのため、国内市場では売り上げが芳しくなく、ビジネスの軸足を海外に移している企業も少なくない。端的に言えば、本来のグローバル化である。そうなると、海外への支社や支店の設立、あるいは人材面では現地外国人の採用や外国語ができる社員を獲得することが積極的に進められる。

もちろん、事業戦略や各種マーケティングにおいても、進出する国の実情やターゲットのニーズなどの掌握は欠かせない。

しかし、グローバル化への準備や自社事業の基本整備において、少し遅れているのがWebサイトではないだろうか。とくに、BtoC向け企業よりもBtoB向け企業のサイト整備が未完である傾向が強い。

今までの日本語のサイトコンテンツを中国語、韓国語、英語版へと、それこそ「サイトのグローバル化」の対応を急ぐ必要がある。中でも一番難しいのが英語版対応のサイトである。

英語版サイトは日本を含めたアジア圏言語とは異なり、サイト数が多いため、今まで日本で主要キーワードの検索結果表示が上位にあった企業でも、SEO(検索エンジンの最適化)では苦戦している。

また、SEOばかり気にしがちだが、Webサイトのコンテンツが日本語サイトと比べると貧弱に見えることさえある。こういう企業は、「Webサイトのグローバル化」はあまり促進されておらず、一応海外版サイトや海外版ページを簡単に整備したかのような印象を受ける。

あまり力を入れていない企業というイメージとなろう。そうした海外向けBtoBサイトの
弱点を次のようにまとめてみた。


1) 外部(顧客や業界)から見て、堂々と会社をアピールできるサイトではない

2) 製品やサービスなどが、明確にわかるサイトになっていない

3) 顧客が求めている製品やサービスなどがすぐに探し出せない

4) 最も売りたい商品やサービスが獲得できるサイトになっていない

この1)~4)までは、その企業がどのような会社で、どんな商品やサービスを販売しているのかがわかりにくく、ネット利用者が求める商品も見つからないサイトであると思って頂きたい。

さらに、

5) サイト集客を促進し、見込み客からのアクセスが増大するサイトではない

6) 新規顧客が獲得できる営業支援サイトになっていない

7) 情報更新・追加がタイミングよくアップされていない

8) コンテンツアップが簡単にスピーディーにできていない

この5)~8)は、企業のWebサイトに対する情報提供、情報追加の考え方や、組織上の問題がネックになっている場合が多い。

また、頻繁にコンテンツアップできるCMSなどの活用もなく、未だに会社概要的なサイトとなっている企業もよく見受けられる。外国企業が日本語サイトとして、単に直訳したサイトを構築していることがある。

そのようなサイトを見かけたことがあると思うが、これと同じような感覚で、海外に向けたWebサイトの情報発信がされていると思ってもいいであろう。

最近では多国語向けのCMSも登場しており、SEO上の効果も大いにアピールされているが、日本語、中国語、韓国語と比べると、やはり英語版サイトは厳しい。


既にグローバル化を進めている企業でも、サイトまでは手が回らないのかもしれない。

しかしながら、サイト数も閲覧する人も多い英語版サイトは日本版同様に、あるいはそれ以上にSEOやコンテンツを充実させないと、遅れをとることになる。

海外での事業が多くなる大手・中堅企業においては、WEBサイトで競争力がマイナスとなることを是非避けて頂きたい。


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[企業サイトのグローバル化はまだまだ!?] 2010年12月21日

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