HOME » ブログ アーカイブ » 変わるテレビ!変わる視聴形態

変わるテレビ!変わる視聴形態

月刊コンピュータテレフォニー12月号への執筆より

マーケティング最前線:連載第95回 2010年11月20日

変わる!テレビ


テレビを1時間まるまる視聴することが少なくなってきた。テレビ番組自体がおもしろさに欠け、つまらないというのが大きな理由である。興味のない番組がどの局でも2時間~3時間も続くと、さすがにテレビ離れは続きそうだ。

しかし、筆者には他の根本的な理由がある。古いPCにテレビのアナログチューナーを付け、もう1台のPCで各種のサイトや仕事をしてきた習慣があるため、テレビだけをじっと集中して観ている時間がいたたまれない。

ネットを使いながら、時々テレビを視聴するくらいが自然で、ネットとテレビに対する筆者個人の中での重要度や興味の順位が変わってきたのかもしれない。ネットが主で、テレビが副ということになっている。

7年から8年の間に、PCもくたびれてきたのか時々落ちることもある。上記のチューナーもアナログ放送用なので、地デジへの移行を勧める文字が常時出ており、デジタルへ移行したら何らかの方法を考えようと思っている。

ただ、長年の習慣はそれだけではなく、テレビを観ていて、その場で検索しながら該当する情報をネットで閲覧するということもしている。この「両方使い」はそう簡単にはやめられそうもない。時として、テレビで気になったことを素早く検索して、該当サイトへジャンプしようとすると、既にアクセスが集中してコンテンツが見られないこともある。きっと、こういう人が多いのであろうと思われる。

このようなネット利用者の習慣や希望、ニーズをしっかりキャッチしているのが、ソニーの「Google TV」である。プラットフォーム採用の「Internet TV」を米国では既に発売しており、Androidのプラットフォーム上においてGoogle Chromeを使い検索しつつ、ネットコンテンツやテレビ番組などを観られるようになるらしい。

これをきっかけにAndroid派になってしまうのかどうか定かではないが、両方使いが当たり前のアクションとして、かなり一般的になっていくのであろう。となると、ソーシャルメディアとの連携も深まり、今以上にブログやツイッター、チャット、SNS、スカイプなどの使用頻度も高くなることが予想される。

テレビを観ながら、この番組を知人に教えたいという衝動は今までにもあったが、そんなことも簡単にできてしまう。以前から言われてきた「ネットとテレビの融合」がいよいよ現実的になってきたようだ。

これは、ハードの進化とネット成熟度、それに各個人のライフスタイルがうまく同期してきた結果であろう。かつてのテレビに付け足しのごとくネット機能がある製品や、現在のApple TVや3Dテレビよりも売れそうな気配である。

移動用のスマートフォンと固定のInternet TV、その間にタブレット型のネット端末と、日常の生活や習慣もいろいろ変化しそうである。一方、消費者にモノやサービスを届ける企業はどのようにすればいいのか、ということも気になるところである。

企業から一般消費者への訴求方法を考えると、このような変化のたびにメディア選びや組み合わせを検討する必要がある。今までのメディアに加えて、ネットとテレビ、あるいは今問題視されている動画番組、各種のネット広告や販促などと、プランニングはこれまで以上に悩ましくなりそうだ。

(この原稿を書いたのは、約1か月前で、その間にテレビを見ていたPCは使えなくなり、小さめの地デジ対応テレビを購入しました。)


[変わるテレビ!変わる視聴形態] 2010年11月24日

詳しくは、このコールセンター専用サイトをご覧ください。コールセンターのモニタリング、スクリプト、電話応対研修、トレーニング、モチベーションアップなど、自社でお困りの内容がきっと見つかります。

関連記事