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問題は視聴形態と視聴の質

media11.jpgテレビの視聴率のゴールデンタイムは、ネット利用の時間が重なってきたと、既に各種の調査結果で明らかになっている。2005年3月18日付のITmediaには『テレビを一番見るのは夜9時台』という速報を伝えている。この調査はインフォシークによるもので、テレビを視聴している時間帯は午後9時台に集中している、ということである。

この調査結果は非常に興味深く、とくに調査対象者が『自宅でテレビ放送を受信可能な機器を所有する回答者1991人のうち、その約半数(1036人)がDVDレコーダーやTVチューナー付きPCなどのデジタル録画機器を所有していた。』というのもおもしろい。

調査結果によると、午後7時台から増加し、午後9時台にもっとも多くの人がテレビを見ており、平日は64.9%、休日は66.9%、としている。また、平日20代は午後11時台が過半数で、午前0時台で32.9%が依然視聴し、深夜番組への視聴傾向を示している。

数字上では依然テレビはゴールデンタイムに見られているが、その『視聴形態と視聴の質』にきっと変化があると思われる。昔のように一家団欒、1つのテレビに、それも同一番組に家族全員が釘付け状態ではなく、家族の誰かがその時間、テレビを見つつもビデオやDVDレコーダーで録画している可能性は高い。後で録画された番組をゆっくり見る家人やCMを飛ばして録画した番組だけを見たりすることも大いに考えられる。加えて、TVチューナー付きPCでネット利用や作業をしながら見ることも結構多いのではないだろうか。

「テレビ番組を視聴する時間」
「視聴するチャンネルや番組の数」
「録画する番組の数」
「インターネット上のテレビ番組表を利用する機会」
「録画して消さずに保存する番組の数」
「番組の放送時間を気にすること」
「視聴する連続ドラマの数」。

この結果は全体を通して「変わらない」ということだ。逆に、各項目で「増えた」としており、「録画する番組数」に関しては全体の約40%が「増えた」という回答を得たようである。テレビそのものの人気や習慣はあまり変わらず、今も根強いメディアであることは誰の目にも明らかなことである。

問題は企業がこのメディアにどれくらい依存するかどうかであり、メディア効果とメディアへ投下する費用配分である。ネットや他メディアとの比較を絶えず行い、きめ細かなメディアプランニングが今後実績に大きく影響するであろう。マス広告一辺倒ではなく、こうした状況(視聴形態と視聴の質)を踏まえたマーケティングにおける最適化も当然戦略として必要になると思われる。

[問題は視聴形態と視聴の質] 2005年3月20日

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