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新機種投入で囲い込み

keitai777.jpg最新機能で斬新なデザインをと、各キャリアが競って新製品を繰り出す携帯電話。番号ポータビリティ化へ向けて、各キャリアの囲い込み戦略はすでにスタートしており、消費者を惹きつけるための、新たな機種の投入は最重要課題の1つである。当分は、こうしたハードでの顧客獲得・顧客維持が促進されるのであろう。

それもキャリアだけではなく販売各社の店舗でも同様であり、その販売店ごとに独自のサービスを付加して、顧客維持に懸命だ。一方消費者は、どんどん投下される新機種とそのCMによって、新たな携帯電話に惹かれては機種変更をしてしまう。それでもその売れ行きについてはボーダフォンなど予想以下だったらしい。(ボーダフォンの1月契約数、5万8700件のマイナスに:CNET Japan 2005年2月7日付

japan.internet.comの2005年2月7日付の携帯電話利用定期リサーチでは、『現在の端末は使い始めて1年未満45%』という見出しで、携帯電話の利用調査結果の記事が掲載されている。この記事によると、現在使用している端末は、使い始めて「1年未満」が45.0%で、「1年以上2年未満」が34.3%、「2年以上」が20.7%という結果である。

機種変更せずに、2年以上持っている人は約20%程度で、「古い!」と言われそうである。そのほとんどは2年以内に変えてしまうからだ。また、ITmedia2005年2月7日付の記事には『10代少女の携帯所有率は7割半、料金は親もち』という記事が掲載されており、このC-NEWSによると、10代女性の7割半ばが自分専用の携帯電話・PHSを所有しており、その電話料金を支払っているのは8割強が親であることがわかった、としている。

さらに、この調査では「今後、携帯電話・PHSを購入するとしたら、重視すること」という質問で、「本体の形状・デザイン」(8割強)、「本体のカラー」(7割半ば)、「メール機能」(7割半ば)などが上位を占めた、と述べられている。若い人にとっては、『去年流行った服はもう着れない!』、という同様の感覚なのだろうか。もはや携帯電話の音質や多機能などではなく、ファッション性とよく使うメールの機能性に魅力を感じているようだ。

それぞれの個性に応じた携帯電話を求めて、今後も機種変更など買い替え需要は伸びていくのか。また、世のお父さん方は家族全員の通信費だけではなく、新たな端末の購入費用も考えておかないと、いけないようだ。購入したからそれでOKではなく、キャリアの新機種投入サイクルが早まることで、2年ごとにお父さんのサイフから確実に新規の家族用携帯端末代が出ていきそうである。

(通信費の値下げや家族割などの料金設定で、以前よりも少し家族全員の携帯通信費は下がったものの、そのツケは新機種買い替えで補うというキャリアの戦略どおりになっている。ただ、その歪は無理して高機能携帯端末を安くつくる携帯メーカーが背負っているらしい!このモデルがどこまで続くのか。)

[新機種投入で囲い込み] 2005年2月 9日

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