中国の富裕層観光客が日本でショッピングする様子を、テレビでよく伝えられている。メイドインジャパンのブランドが、帰国後の彼らにとって、それこそ羨望の眼差しで見られる優越感が、実に心地よいのであろう。バブル期の日本での状況が今は懐かしい。
日本の家電の中でも電気炊飯器がなぜか人気で、以前よりも価格帯が上位の4万円~5万円台の電気炊飯器を複数個購入しているようだ。今までの観光客よりもワンランクアップしていることが興味実に深い。
一方、わが国日本はというと、2010年2月23日付の日本経済新聞朝刊35面には、同紙の消費者調査結果の記事が掲載されている。百貨店の存在感が強く問われているが、もはや来店する機会や購入金額も減る方向で、ネットショッピングや価格帯の低い専門店へと移行し、百貨店の魅力はどんどん薄くなっていく。
冒頭の中国の富裕層観光客と比べると、日本では明らかにブランドに対する価値観や考え方が変化しており、安くても品質やコストパフォーマンスが良いものが高く評価されるようになってきた。消費の多様化は購入先の多様化となり、ライフスタイル自体も多様化しているところが、今までのマーケティングメソッドからすると厄介である。
また、ネット広告費が新聞広告費を抜いたというニュースも、こうした時代の潮流からすると、そんなに驚くべきことではない。ただ、すべてがネットにシフトするわけではないので、一般企業やリアルショップにおいては、どのようにネットを効果的に使うか。あるいはネットのチャネルをいかに駆使するか。是非、いろいろ試していただきたい。今は、そういう混沌とした時代であり、端境期であろうと思われる。
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[今までのマーケティングメソッドからすると厄介な時代である] 2010年2月23日
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