人やモノを輸送する手段を、コストや時間などで切り替えることを「モーダルシフト」と呼ばれる。教科書にも以前から書かれているぐらいで、これは決して新しい言葉ではない。
ただ、2,000年初頭と異なるのはより環境保全対応ということで、あるいはCO2排出削減のためにも進められており、企業では環境負荷の面からも厳しい見直しが図られている。鉄道や海運、トラックなど、国内モーダルシフトが新たなキーワードとなっていることも確かだ。
一方、人やモノだけではなく、「情報」や「メッセージ」を人へ運ぶコミュニケーションも時間やコスト、訴求力という面から、様々な試行錯誤が繰り返されている。例えば、一口にネットシフトと言っても、サイトやネット広告、携帯電話、ネット口コミ、メールなどばかりではない。今までの紙媒体を含めると、より幅広い新旧のツールが揃ってきていることも、日常のマーケティング業務を困難にしている。
また、消費不振にあえぐ時代においては、ターゲットの見極めと、ターゲット自体のアクションやインサイトが読めないのが現状である。よく消費者の志向や構造が細分化されたと言われるが、これは現実的にどういう意味かというと、自社のターゲットをもう一度チェックし、それに合ったコミュニケーション全体の見直しなさいというシグナルでもある。
昨年から引き続き、難しいマーケティング新時代になってきたという感じである。
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[ネットシフトだけではなく、コミュニケーション全体の見直しへ] 2010年1月 4日
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