知名度、信頼性、ロイヤリティ・・・長年築いてきた「ブランド」は今まさに崩れつつある。トップシェアを誇る企業の商品は、そこまで登りつめるまでに多大な時間と費用をかけてきた。マス媒体への投資も莫大なお金を投入してきたにちがいない。
しかしながら、デフレの時代においては、そのブランド力もいくらか揺らいでくる。2009年12月3日付の日本経済新聞朝刊13面には、スーパーマーケットなどの「PB商品」についての記事が掲載されている。イトーヨーカ堂のPBカレーの製造元がハウスカレーで、他よりも2割も安く、かなり好評のようだ。
PB商品は、かなりパフォーマンスの優れた商品も多く、一度試すと「これでもいいか的な効果」がある。バックでブランド力のあるメーカーが作っていれば、少しは安心感が出て、そこに今までのブランド力が生かされているわけだ。こうしたブランドの活かし方も重要だ。
だが、デフレ化では品質や価格で賢くチョイスする消費者も増えており、もはや様々な商品において、今までのブランド力は昔以上の効果を発揮していない。つまり、個々の消費者の定番が揺らぎつつあり、"この商品については、これ!"という個々の選択ルールが変化してくると、今までのブランドにおけるロイヤリティはもろくも崩壊することになるからだ。
マーケティング現場においては実に悩ましい時代に突入したということであろう。
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[デフレ時代おけるブランドロイヤリティは今] 2009年12月 3日
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