ネットも携帯も、現時点においては新たなびっくりするような技術、機能が出てきていない。技術的進化や各種のサービス開発が落ちついてきたのかもしれない。あるいは広告やネットビジネスにおいても、十分出揃ってきたと見てもよいのであろう。今まで、長年マーケティングの仕事をしていると、こういう期間を幾度も体験している。新たな技術の時代から、それらを効果的に使う応用の時代に入ってきたのである。
ネットを駆使し、それをメインにしたネット(WEB))マーケティング、電話を効率よく使ったテレマーケティング(コールセンター)、あるいは、通販などに活かされるダイレクトマーケティング、顧客化プロセスに応じた展開としてのCRMと、顧客との接点を全体のマーケティングとして戦略を進める時代が、まさにやってきた感がある。もちろん、それぞれの手法や理論、特徴、特質、利点などを熟知していないと、これからのマーケティング戦略は築けない。
だが、ネットや携帯の各種のメディアや販促手法、SEO、SEMなどだけでは、競合他社に勝てないようになっていることも事実である。それらのノウハウやスキルは広く浸透し、基本的なものとなってきており、初期のような技術的なコツだけでは、顧客獲得も既存客の維持・拡大も先細りしてしまう。
ページビューやユニークユーザーの減少を嘆いているだけでは、今後は戦えない状況が続くであろう。新たな技術に頼る前に、すでに広範囲に登場しているメディアや顧客とのコミュニケーションを小まめにチェックして、今後投資する費用配分やアクションプランを真剣に検討する時期がやってきたと思われる。
すでに本格的なマーケティング=コミュニケーション時代に入り、全体を掌握して、コミュニケーションツールや顧客からのレスポンスなど、ここに来て企業自体のマーケティングを考える時代になってきたのである。今こそ、マーケティングの"今日性"を検討し、「今、何か?」を真剣に考えてみよう。
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[いよいよマーケティング全体を真剣に検討する時代になってきた!] 2009年10月 6日
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