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商品が売れるまでには、まず興味がある人に、あるいは購入する意思を持っている潜在客に、その商品を的確に知らせることが必要だ。ブレイクさせるには、そのプロセスの入口が非常に重要で、それらの伝わり方や速度によって、顧客の獲得や購入意思決定へと導いてくれる。
新たな商品をいち早く見つけ、それらを誰よりも早く購入するイノベーターは、新商品やサービスを見つける術(すべ)を持っており、そこに伝える術として、ネットが加わった。そういう人たちは、雑誌、新聞、テレビなどのマスメディアだけではなく、ネットでの情報収集にもたけている。
マス媒体で紹介されたり、番組で取り上げたりと、タレントがテレビ番組で話題にしたりする商品やトレンドはモノや市場によって、伝えられる経路はまちまちである。ただ、上記のイノベーターが真っ先にネット上で書き込み、その後ネット口コミというメディアに大量に乗っかると、マスメディアへと再度反響することも多い。一昔前のイノベーターとは、伝えるアクションが異なっていることを認識すべきであろう。
つまり、メディア間での連動やクロスがネット口コミにも大きく波及し、潜在客を刺激する。そうした一連のメカニズムやブレイクの始まりを企業のマーケティング担当者が認識しておくことも、このネット時代には必要だ。イノベーターからアーリーアダプターへと早く伝わる分、新商品の売れ行き速度が今までとは異なるからだ。
かなり有名な企業の、多くの人が知っている商品について、ブログなどの書き込み量を調べたことがある。予想に反して、あまり書かれていないことがわかった。時代性に合致した意外性や刺激性があまりにも少ないからだ。広告や販促、各種キャンペーンなどで、定期的に消費者を刺激しないと、見なれた商品やごく普通のプロモーションではブログなどで書いてくれないのである。書かれないと人気がないと思ってしまう時代である。
2009年7月16日付の日経産業新聞6面には、ホットリンクがテレビ番組とネット口コミの相乗効果をチェックできるASPサービスを始めたという記事が掲載されている。同記事によれば、このサービスでは、テレビ番組に出演したタレントの発言内容等データベースとネット口コミのデータベースと連動させ、それを時系列で、かつビジュアルにチェックできるようだ。
こうしたツールを使って、自社商品の告知方法やブロガーに書いてもらえるような具体的な手立てを検討する必要があろう。
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[テレビ番組とネット口コミとの相関をチェックできるASPサービス] 2009年7月16日
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