日常生活圏の消費、あるいは毎日乗降する最寄駅の駅勢圏内消費は、現在と昔とはかなり変化しているようだ。大都市圏周辺や郊外に住む都市生活者は、わざわざ都心の繁華街へ出かける人が少なくなったと、2008年9月10日付の日経MJ(2面:消費分析)がその調査結果を記事として伝えている。
大型ショッピングセンターもできて、都心へ出かけなくても、地元生活圏でのショッピングで満足している人が多いらしい。繁華街の魅力度が低く、吸引するだけのインパクトも少なく、どんどん興味が薄れている傾向にあるとしている。確かに、周辺の大型SCは品揃えも良くなっており、都心の専門店やデパートなどへ行く機会は減少しているのであろう。
燃料の高騰やネットの影響もあると思われる。車で時間をかけなくても、近所や近隣地区を含んだ「地元」でのショッピングで満足できる状況となってきたのかもしれない。徒歩、自転車、車(30分以内)で済むのであれば、あえて都心に出る必要もなく、地元消費をむしろ楽しむ傾向があるようだ。
先日、米国のウォルマートが店舗の売上アップを図るために、ネットでクラシファイド広告を使い、自社の通販サイトで個人・法人の無料広告掲載OKの記事が掲載されていた。通販サイトの"客寄せ"とリアル店舗の来店促進を狙っての戦略である。
既に今年の5月くらいからスタートしているが、結果が良好なのであろう。地元社会での密着度アップとリアル店舗への集客に大きな効果を上げているとしている。消費者行動は少しずつ変化し、それにいかに対応するか。実に興味深い。
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[都心に出かけるよりも地元消費を好む傾向?] 2008年9月10日
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