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ユニファイド コミュニケーションはどうして浸透しないのか

もう20年以上前のことだろうか。米国のオフィスで盛んに使われていたのが、ボイスメールだった。電話をして、相手がいないと声を録音して出先から聞けるものだった。いわば企業版の留守電機能。その後、日本でもボイスメールは使われるようになり、以前あったポケベルとの併用がなされた。こうした流れから「ユニファイド・メッセージング」機能が登場し、固定電話、ファックス、メールなどがPCで一元管理されるようになった。

最初は大手会社や外資系企業を中心に広まりつつあったユニファイド・メッセージが、こうした習慣がビジネスにおいて今まで無かったせいか、その後そんなにはブレークしなかった。当時、こちらから電話しても相手がボイスメールの“留守電”だと、どうも話す気がなくなって、つい切ってしまうこともしばしばあったことを覚えている。

さらに、高速データに伴い、IP時代に入り、「ユニファイド コミュニケーション(UC)」という名称が浸透し、メッセージング、音声、ビデオ、Web 会議など様々なアプリケーションが開発されたが、売れ行きは今も芳しくないようだ。

ただ、携帯時代に入って、もう「留守電」には慣れているのだから、企業はもっともっと使ってもよいはずなのだが・・・・・。

2007年12月18日のITmediaがそのニュースを伝えている(「UCはいまだ普及せず」――日本アバイアの藤井社長が2007年を総括」)。同記事によると、欧米と比較して、日本はダイレクトな対面のコミュニケーションを好む傾向にあり、また、PBXの大手4社がUCを組み込んだ展開を実現していないことに起因しているとしているようだ。そのため、日本アバイアは来年2008年はWebベースドのソフトフォンへの組み込みや固定電話と携帯電話との組み合わせ、IP電話機能なども踏まえた上での、UC活用を進めるようである。

今後「ユニファイド」はどうなるのか。実に興味深い。

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[ユニファイド コミュニケーションはどうして浸透しないのか] 2007年12月18日

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