紙とネット、あるいは紙と電子化の問題。新聞では毎日新聞社の「毎日jp」、産経新聞「MSN産経ニュース」、来年1月からとされている日本経済新聞社、朝日新聞社、読売新聞社の連合ポータルサイトなどの動きがある。また、伸び悩んでいる出版に関しても携帯電話の電子書籍が拡大しているようだ。
2007年10月30日付の日経産業新聞2面には携帯コミックが前年7倍の165億円に伸びているという記事を掲載している。同記事によると、2006年の電子書籍市場全体が280億円で、電子コミックはその3分の2で、その9割近くが携帯コミックらしい。
しかしながら、今のところ、携帯コミック配信会社は各種手数料もあってか、その多くは赤字としている。興味深いのはPCにおいては無料コンテンツが多く、コンテンツ課金ビジネスが困難という流れである。携帯電話はPCよりも個人認証が容易で、利用者は既に100円~300円課金に慣れているため、コンテンツ販売等ビジネスとして成立し易くなっている。
また、同記事で興味深いのは、PCでダウンロードしたコンテンツを戸外で利用する読書スタイルがまだ定着していないと述べられていることである。紙とネット、紙と電子化の問題、加えてそれらビジネスとしての成長は、今までの販売ルートや取次システムという高いハードルを越えることが大きなポイントとなりそうだ。
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[電子書籍販売は携帯電話の方が有利!?] 2007年10月30日
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