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Web広告研究会が発表した「消費者メディア市場規模調査」の実施結果のニュースを2007年2月23日付のCNET Japan が「有名ブロガーの情報の信憑性は知人・友人よりも低い--Web広告研究会調べ」という見出しで伝えている。同記事によればCGMサイトの利用者や訪問者数は伸びていることが述べられている。
中でもCGMのサイトにおける情報への信憑性においては、「友人や知人など顔の分かる相手や、投稿数の多い掲示板などへの信頼が高く、逆に有名なブロガーの情報や、トラックバックの数が多いブログなどへの信憑性は低くなっている」(同記事から抜粋・引用)と書かれている。この辺が実に興味深い結果である。
エベレット・M・ロジャースは彼の著書『イノベーション普及学』の中で「革新性をもとにした採用者カテゴリー」の項において次のようなことを書いている(なぜ、この本は品薄なのか、ユーズド価格も高い・・・大学院の院生に読んでほしい一冊なのに)。
イノベーター(革新的採用者)は、新たなものへ素早く反応し、関心を示し、アイディアを試そうとする。革新的な人同士は地理的距離が離れても、コミュニケーションパターンは共通している。損失に耐えるだけの十分な財源、技術的な知識・理解もある。単なる新しモノ好きではなく、ゲートキーピングの役割を果たすとしている。
また、アーリーアダプター(初期少数採用者)は、新たなものへのオピニオンリーダーであり、潜在的にこのアーリーアダプターに情報やアドバイスを求めることが多い。さらに、新たな考え方やアイディアをチェックする人でもあるとも述べている。
とは言え、決してそれは遅れている人ではなく、この層がチェンジエージェントと言われている。この層は普及を促進するための伝道師であり、思慮深い成功者。不確定要素を減少させ、主観的評価を周りに伝え、賢明な決定を下すとしている。
つまり、イノベーターは新しいモノに飛びつき引っ張るものの、人が信頼するのはその次のアーリーアダプター(初期少数採用者)の存在であると解釈することができる。自分の周りの口コミ・コミュニティを思い浮かべると、おぼろげながら納得できると思われる。これは直接上記の調査結果に対応するものではない。そうした状況を考える上で何らかのヒントになれば良いと思っている次第である。
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[ブロガー情報の信憑性] 2007年2月25日
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