月刊コンピューターテレフォニー9月号(2006年8月20日)より
CRMにおけるソリューション・ビジネスが好調だ。IDCJapanの調査結果によると2005年のCRMソリューション市場規模は前年比4.4%増の4190億円としており、2010年までの年間成長率は4.3%で、5178億円の市場規模になると予測されている。
この内容は月刊コンピュータテレフォニー9月号において「CRMソリューション市場規模予測」という見出しで、 IDCJapanの調査結果がまとめられている。
同調査によれば、それらを牽引しているのはコンタクトセンターにあるようで、2000年前後に設置されたコールセンターのリプレース需要と分析系のCRMへのニーズが高まったとしている。CRMがコールセンター寄りになってきたのは最近で傾向ではなく、ネットよりもデータ分析や実績アップに直結しやすいために、コールセンターにはCRMソリューションは不可欠となってきた。
ここで、興味深いのは、前述のCRMソリューション市場規模4190億円の内訳である。CRMのアプリケーションやミドルウェアなどは、全体の14.2%で約596億円、ハードウェアは29.5%で約1235億円であるが、全体の56.3%で約2360億円と最も多いのはコンサルティング、インプリメンテーション、オペレーション、サポート、トレーニング等サービスの領域である。つまり、今までのシステムさえ入れれば良いという傾向から、企業は情報の活用や効果的な運用面を積極的に目指していると思われる。
同記事には、産業別に通信・公益分野での同市場の成長率が最も高いと予測しており、案件規模も大きく、次いで金融・製造業における分野も有望のようだ。いずれにせよ投資効果が高い業種でもある。中でも少子化問題を影響してか、教育機関での学生への囲い込み手段として、CRMソリューションが多くなる見込みであると述べられている。これらCRMを導入するのは、時代潮流からすると当然の結果と言えよう。
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[好調なCRMソリューション・ビジネス] 2006年9月 4日
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