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それでも、最後はSuicaが残る?

日頃、頻繁に使うようになってきた電子マネー。とりわけ、SuicaとEdyは今どうなっているのだろう。Edyは3万2000件の店舗で使用され、おサイフケータイの320万を含むと1850万枚発行されており、1カ月当たりの利用は1250万件のようだ。また、Sucaは発行枚数1630万枚、利用可能店舗が6000カ所で、電子マネーとしての利用は1日当たり29万件としている。Edy(ビットワレット)の方が勝っているものの、未だに赤字の状態で、ようやく黒字になるらしい(:電子マネー「Edy」3―4年で黒字に・ビットワレット川合社長【インタビュー】

「それでも、最後はSuicaが残る」とされており、2006年6月7日付のNB onlineには「JR東日本 規模で劣るSuicaの強み」という見出しで、Suicaの実態がレポートされている。この記事によると、Edyに加盟している小売業者いわく、「定期券で消費者の足を人質にとって強制的にカードを持たせているSuicaの方が、使用頻度は高まると思えるようになってきた」。わざわざカードをつくらなければならないEdyに比べ、Suicaは否応なく使うカードであるとしている。こんな「囲い込まれ方」をされるとは思ってもみなかった、というべきか。

また、Suicaの提携施策などで、1日当たり利用件数を現在の29万件から2008年度に400万件以上に増やし、Suicaの加盟店手数料率2%、1件当たり利用額を500円とすると、手数料収入は約年間150億円と試算されている。

さらに、興味深いのは、本業の旅客運送事業の営業利益は2977億2800万円で前期比12.1%増、それ以外のSuicaなどを含む非旅客運送業の合計は998億1100万円で前期比6.5%増とまだ本業の収益力が強いものの、旅客運送事業外収益はかなりの額である。

前述のように1日当たり利用件数が400万件となれば、本業を抜く収益となることは間違いないであろう。たとえ、団塊世代の退職や少子化傾向でJRの乗客数が減少したとしても、SuicaおよびSuica関連収益は大きく、これで巨艦は揺るがずということでしょうか。

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[それでも、最後はSuicaが残る?] 2006年6月 9日

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