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「WEB2.0」という定義は、ネット技術の進化と共に活用の進化を示すものである。現在、浸透しつつあるブログ、SNS、RSS、CMSなどは、もはや当たり前のツールとしてなじんできている。その中で、企業のサイトや企業の商品サイトを見ると、大手会社でもそのサイト活用は遅れているところが少なくない。今回の濃縮ビジネスメールマガジン『ITマーケウォッチャー 』は新たなネット活用において、企業WEBサイトはいかにあるべきか、ということに焦点を絞り、「企業WEBサイト2.0」というべき、企業サイトにおける新潮流について述べることにする。
従来自社のお客様が一般個人(B to C)と企業(B to B)とでは、今後サイトリニューアルをする上でどのように異なるのだろうか。B to Cでは、直接販売を行わないメーカーであっても、ブログなどの個人サイトや価格比較系サイト、コミュニティサイトなどのネットの書き込みを重視しなければならない。
ネット上では法人や個人の差はなく、アクセス数も大手企業並みか、それ以上の個人サイトも多くなってきた。また、自分が気に入っている会社の商品やサービスを何らかの刺激を受け、書き込みやリンクを貼るケースも少なくありません。以前のような誹謗・中傷する書き込みは少なくなってきたのである。
ネットでの書き込みは、自社商品やサービスをレコメンド(推奨)していることと同様の大きな効果がある。つまり、個人や個人サイトを味方になってもらうことも必要なのである。とくに、既に購入した人は期待以上の商品であると、自分のサイトや掲示板に書き込む人も多くなってきた。
したがって、SEO(検索エンジンの最適化)の対策として良好であり、多くのサイトにリンクされることで自社サイトのページランク(格付け)が上がり、検索サイトの表示結果も上位になる可能性が高くなることもある。それはページランクが高い個人サイトも多くなってきているからだ。
また、B to Cで最も強力なのはアフィリエイト広告である。月間ページビューが3万を越えるブログサイトや個人サイトは多く、Amazonや楽天などはそうした個人サイトに支えられていると考えてもよい。そういう個人サイトは「旬」の言葉で検索サイトの結果表示においては上位に来ることが多く、そのサイトから誘導させて、目的のページに到着する。そうした個人サイトの「誘導力」は企業サイトにとっても、無視できない状況となってきた。
加えて、アフィリエイト広告をもっと簡単に個人が利用できるサービスも登場している。株式会社RSS広告社は、アフィリエイター向けに簡単に複数のアフィリエイトサービスを可能とするサービスを開発、提供を開始した。
これは、ブロガーが記事を書き、そのブログが解析され、複数のアフィリエイトサービスから、そのコンテンツに適合する広告を呼び出しリスト表示する。複数の広告を選んでデザインを選択し、表示される広告タグをコピー&ペーストでに貼り付けるというしかけのようだ。どんどん個人サイトがネット上の企業サイトへ影響を与えるようになるであろう。
次回のメルマガも「企業WEBサイト2.0」として、企業サイトにおける新潮流を述べることにする。
市場通信からのお知らせ
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株式会社新社会システム総合研究所主催の有料セミナーで講演することになりました。「企業ウェブサイト2.0とマーケティング」というテーマで、新たな企業ウェブサイトのリニューアルとWEBマーケティングについて、たっぷり3時間(休憩を含む)解説します。ご興味ある方は是非ご参加下さい。
<セミナー概要>
■開催日/時間: 2006年6月22日(木)午後2時~午後5時
■会 場:虎ノ門パストラル東京都港区虎ノ門4-1-1(03)3432-7261
■受講費:1名につき29,800円(消費税込)
1.自社サイトは競合他社に負けている!
(1)これでは競合他社に勝てない
(2)アクセスはあるが実績に結びつかない
(3)顧客はコンテンツを求めている
2.競合他社に打ち勝つための時代潮流とは
(1)個人や個人サイトが強い味方になる時代
(2)高頻度情報更新時代
(3)サイトで勝っても、実績に反映しない時代?
3.ブログ活用マーケティングとは
(1)ブログの良いトコ取り戦略とは
(2)大手の会社でもブログは活用できるのか
(3)ブログは自社のマーケティングに活用できるのか
4.ネット上の書き込みを活用するワザとは
(1)ネットの口コミはどのようになっているのか
(2)ネットの口コミをビジネスに活かすには
(3)ネット口コミ活用術とは
5.高頻度情報更新時代の企業のサイトリニューアル
(1)サイトリニューアルのマーケティング的考え方
(2)今後の「企業ウェブサイト2.0」とは
(3)最新事例:B to Bサイトのリニューアル事例
6.企業サイトにおけるCMS活用のメリット
(1)CMSを使うとすべてが解消する!?
(2)もうSEOに悩まなくてもいい!?
(3)毎日がサイト内プロモーション!?
7.今後の企業におけるサイトリニューアルの方向性
(1)クロスメディアが勝敗を分ける時代
(2)ネットを活かすためのマルチレスポンス時代
(3)今後のサイトリニューアルの方向性
8.質疑応答
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[個人サイトが強い味方になる時代] 2006年5月17日
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