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固定電話から携帯電話やEメールへと、ビジネスにおけるコミュニケーションの手段は確実に移行しつつある。外に出ることが多い忙しいビジネスマンにとっては、携帯電話やEメールなどは欠かせないツールとなっている。しかしながら、モバイル時代と言われながらも、実際にはまだまだ不便に思うことがいくつかある。
社内のSFAやグループウェアは一旦自社に帰って、会社にある端末に向かわないと業務報告や業務日誌などに入力できないとか、外出先で重いパワーポイントや画像データが見ることができないということもある。様々なITの導入で便利にはなったものの、不便さを感じることがしばしばあるのではないだろうか。
もちろん、そうした不便さを解消するために、各種のシステムソリューションはあるものの、多くの会社で導入できるわけではない。携帯SFAで社内SFAへのデータインプットが可能なものや、64kbpsまたは32kbps回線交換方式によるPHSデータ通信サービスも、AIR-EDGEの新たな「MEGA PLUS(高速化サービスV)」などで、体感速度を500%まで高速化させたというものまで登場してきた。(MEGA PLUSは現在、試しに使っているが確かに速い)。また、社外でのネット接続では、ホットスポットもあるが、限定された場所での活用であり、まだ弱い一面がある。
2005年2月24日付のINTERNET watchには『 Yahoo! BBモバイル、時間貸駐車場のタイムズにアクセスポイントを設置』という見出しでパーク24が運営する駐車場「タイムズ」に公衆無線LANサービス「Yahoo! BBモバイル」を導入した「モバイルタイムズ」を発表した、という記事が掲載されていた。2月24日から東京都内3カ所のタイムズにてYahoo! BBモバイルのサービス提供を開始するようだ。
インターネットに接続できるタイムズ「モバイルタイムズ」は以下の3カ所。
・タイムズ新宿南口 東京都新宿区新宿4-4 時間貸台数 25台
・タイムズ六番町第2 東京都千代田区六番町5 時間貸台数 48台
・タイムズポート浜松町 東京都港区浜松町2-3 時間貸台数 219台
今回の導入により、無線LAN機能を搭載したパソコンをお持ちであれば、「タイムズ」に駐車中の車の中から「Yahoo! BBモバイル」を通じてインターネットに接続できます。そのため主に想定されるビジネスユースにおいて、車内から会社のネットワークなどにアクセスし、報告・連絡業務等の作業が可能となるなど、仕事の効率化が図られます。また車で作業ができるため、これまでの公衆無線LANサービスと違い周囲の目を気にせず作業することができます、同社のプレスリリースに書かれている。
また、パーク24はかねてより駐車場のIT化を進めており、今回の「インターネットに接続ができる駐車場の提供」という取組みによって、「タイムズ」の付加価値を高め、他の時間貸駐車場とより一層の差別化を進めていきます。またソフトバンクBBとしては、駐車場への「Yahoo! BBモバイル」の導入は初めてのケースとなり、モバイルゾーンの利用箇所が更に拡大します、とも述べられている。
現在、Yahoo! BBモバイルの公衆無線LANサービスは、アクセスポイント数は673カ所。ユーザー登録のみで無料で利用できるが、このような事例は相互の事業メリットもあり、利用も便利なサービスである。どんどん拡大して頂きたい。これによって、駐車場料金等売り上げにどれくらい貢献するのか、興味深い。
ただ、公衆無線LANサービスがあるというタイムズのメリットは、その利用場所が増えれば、今のところ他社との差別化になることにはまちがいない。車で移動中の人へのEメールは返信が遅れがちであることを考えると、公衆無線LANサービス利用による駐車場からのEメールチェックやサイトチェックなどネット活用は増えそうである。
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[モバイルタイムズ] 2005年2月26日
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