各種のITが実用化に向けて、いろんな試みがなされている。一方多くの産業や業態でも既に多くのIT活用が現場レベルで実践されるようになってきた。とくに顧客の満足度を高めるためのWEBサイトや携帯電話、無線ICタグは無限の可能性を秘めている。それは小売業における店舗でも同様である。2005年1月28日付の日経RFIDテクノロジExpressニュースには、『経産省が「日本版フューチャーストア」で2回目の会合、顧客満足度を高める6サービスを提示』という見出しで、第2回小売業の消費者サービスの高度化を目指す「未来型店舗サービスを考える研究会」についての記事が掲載されていた。
この記事によると、無線ICタグやWebシステムなどITを駆使して、消費者から見た「未来型店舗」(日本版フューチャーストア)のあるべき姿を検討するのが目的である、と書かれている。
<そのサービスコンセプトは大きくわけて6種類>
(1)効果的な来店喚起
(2)効果的な購買喚起
(3)的確な品ぞろえと商品情報の提供
(4)在庫の可視化と物流管理の高度化
(5)精算処理のスピードアップ
(6)企業の社会的責任(CSR)の推進
来店喚起のために、コミュニティサイトを活用した顧客へのアピール、口コミ情報の提供。店舗内の在庫情報や商品予約できるようなサービスなどで、顧客の来店を促すような事例も示されている。また、顧客が近づくとお薦め商品情報を配信し、その配信にICタグリーダーが付いた携帯電話や携帯情報端末を顧客に持ってもらうことも考えられているようだ。
ただ、この「未来型店舗」は顧客満足度の向上を目指しており、「安心・安全、楽しさ、感動、驚き」という、サービスの高度化が主たる目的となっている。そのため、こうしたサービスの向上が企業への効率化や省力化、あるいは売上や実績アップにつながるなどの投資効果が気になるところである。
記事を見る限り、技術的にはそんな遠い未来ではなく、ごく近未来のような内容であり、IT活用はどんどん実用に向けて加速化されていることを実感する。(最も個人的で身近にお願いしたいのは、各種店舗のポイントカードの集約化であるのだが・・・)
新たなIT活用を、今後もマーケティング視点から、ウォッチするつもりである。
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[小売業における未来型店舗サービス] 2005年1月30日
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