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クリック率が低く、検索連動型のキーワード広告に比べると費用対効果が芳しくないと言われ続けたオンライン広告の代表格がバナー広告であった。検索エンジンの最適化が台頭し、いわゆるSEMがもてはやされるようになり、少しかげりがあったオンライン広告だが、ここに来て増加傾向を示しているようだ。
2005年1月17日付のjapan.internet.comオンライン広告定期リサーチには、『広告に対するクリック、申し込み・購入が軒並み増加』という見出しで、「印象に残る広告、広告に対するクリック、申し込み・購入が前回調査と比較して軒並み増加していることがわかった。」という記事が掲載されている。
過去3か月において、オンライン広告をクリックした回数は、
「10回未満」が44.7%(134人)
「10回以上20回未満」が18.7%(56人)
「60回以上」が17.3%(52人)
「20回以上40回未満」と「0回」が同率で8.0%(24人)
「40回以上60回未満」が3.3%(10人)
としている(上記サイトから引用・抜粋)。
この記事にも書かれているように、最近は画像がきれいで趣向を凝らしたものも多く、人気タレントなどのキャラクターもあり、マウスのポインターを合わせると画像が大きくなるものまであって、思わずクリックしてしまうことも多い。一昔前の回線の遅い時代のオンライン広告とは少し違ってきたようだ。(そう言えば、最近は結構クリックしていることに気づく。)
CATVのCMのように、繰り返し何回も目にすると、つい購入してしまうパターンによく似ている。同一CMを何回も見てしまい衝動的に健康器具を購入してしまう人も少なくない。同様に各種ポータルサイトで、同じオンライン広告を何回も目にするうちに、ついフラッシュ系のバナーに反応してしまうのではないだろうか。(思い出したが、ダイエット食品の大豆クッキーは何故か、クリックして購入している!)
また、ネット利用者の裾野も拡がっており、今までのネット利用者のイノベーター層やアーリーアダプター層ではない、ニューカマーによるクリック数の増加も考えられる。加えてネット初心者に聞くと、検索にあまり慣れておらず、自分が必要なコンテンツを見つけられない人もおり、バナー広告をよくクリックするという人も多いようだ。この調査結果では印象に残ったオンライン広告は「懸賞」「金融」「化粧品」「PC」などと書かれている。
商品やターゲットによっては一考の余地がありそうだ。
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[オンライン広告の増加傾向] 2005年1月20日
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