2004年12月22日付のnikkeibp.jpには『アナリストに聞く この産業の今~2005年のビジネストレンド大予測』という記事が掲載されていた。ここでは2005年の「三つのメガトレンド」と、それに基づく「経営の10大トレンド」が述べられている。
それぞれに興味深い内容である。中でも「消費者とのきずな形成が重要に」というトレンドでは、IT活用による顧客とのコミュニケーションのことが書かれており、「個客対応」と「信頼のきずな形成」など顧客との価値観の共有や信頼感の強化を進めることが重要としている。また、「ブロードバンドビジネスが離陸する」というトレンドでは、ネット環境の浸透が、いよいよ本格的なデジタルコンテンツの競争時代に入ることを示唆している。
<経営の10大トレンド>
ビジネストレンド1 価格破壊の時代が終わる
ビジネストレンド2 消費者とのきずな形成が重要に
ビジネストレンド3 ブロードバンドビジネスが離陸する
ビジネストレンド4 コアビジネス強化の動きが加速
ビジネストレンド5 コアビジネス以外はアウトソーシングする時代に
ビジネストレンド6 周回遅れのリストラが始まる
ビジネストレンド7 経営規律を堅持する企業へ
ビジネストレンド8 コンプライアンス経営が普及する
ビジネストレンド9 CSR経営が普及する
ビジネストレンド10 公共・公益セクターへの民間企業の参入が広がる
(上記サイトから抜粋・引用)
上記2つのトレンドは、かなり深い関わり合いを持っている。個々の顧客とのきずな、信頼のきずな、この『きずな』にいろんな意味が含まれている。継続的で安定した顧客との関係性が今問われおり、これをCRMという観点から見ると、2005年の各市場における企業間の競争は顧客の離反防止や囲い込みにかなりの力が注ぎ込まれそうである。
そこで活用される武器としてのIT、これをITと書くとその意味が大きくなりすぎてわかりづらいが、「ITを活用して顧客とのコミュニケーションを図ること」、よく使われる表現であるが、そこに『きずな』の真意がある。このコミュニケーションITを活用して、生き残りをかけた本来のアクションを実践する時期が、もうそこまで来ているような気がするのだ。
ネットのインフラ整備の時代から、ネット応用の時代へと、まさに2005年は企業の様々なネット活用が行われる年になるかもしれない。しかしながら、まだまだ自社サイトやネットによる顧客とのコミュニケーションが不十分であり、2005年は企業が本腰を入れてネットへ投資をする時代になると思われる。サイトリニューアル、ネット広告、ネットキャンペーン等・・・・ネット活用のCRM、もう来年の準備はお済みですか?
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[2005年のビジネストレンド] 2004年12月26日
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