HOME » 波多野ブログ » DIQ時代

DIQ時代

keitai987.jpg日曜日の夜に知人から携帯に電話があり、生憎出られず、留守電には『相談したいことが・・・・・』という声が録音されていた。月曜日の朝こちらからその知人の携帯に電話したら、留守電だった。きっと、忙しいだろうと思い、午後にもかけてみた。この時も留守電。次の日も留守電、この日は3回かけてみたが出ない。『何か、ありますでしょうか・・・・』と、その知人の留守電に録音しておいた。

水曜日の朝、またまた携帯に電話してみた。向こうから電話があったので、ちょっと失礼な人だな、と思いながら、んっ!まさか、交通事故や不慮の事故でも・・・・・、ちょっとそんなことが頭をよぎったので、ついに会社に電話してみた。外出中であった。携帯メールのアドレスは知らないので、会社アドレスに、『何か、ありましたか?』とメールを送信。

『すいませーん!すいませーん!タクシーに携帯を置き忘れて・・・・・』という電話が3日目にあった。生きていたのである。しかし考えてみたら、これらのアクションは非常におかしいことに気づいた。普通、ビジネスの電話なら、携帯電話にかけないで固定電話にかける。しかし、最近は携帯to携帯でビジネスの話をする。初めから会社の固定電話to固定電話なら、こんなことは起こらない。不在なら、電話に出た誰かに言付けることができるからだ。

個々に最適コミュニケーションツールを選んでいるだけだが、連絡が取れない3日間のコミュニケーションのズレは、現状のダイレクトコミュニケーション、インタラクティブ、クイックレスポンスのDIQ時代(小生が勝手に呼んでいる言葉)に起こりうる、またそれを象徴する出来事であった。

もはやメールは郵便ではなく、メールと言えばEメールになっており、一昔前に『メールで送っておいて!』と人に頼んだら、“郵送しておきましたー!”という時代が懐かしい。電話も同様で、電話と言えば携帯電話と連想してしまう。そのEメールも携帯電話も、即レスが要求されるので、レスポンスがない時や遅れる時は、いろいろ勘違いすることが少なくないのである(いろんな想像をする)。

iモード FeliCaに代表される『おさいふケータイ』がこれから伸びると思われるが、今や携帯はそれ以上に肌身離さず持っている『お守り』や『ライフライン』というべき存在になるような気がするのである。前述の、時として消息までも確かめることもある。

家や会社にある固定電話は、人間に固定された携帯電話こそが、実は今後の『固定電話』であり、そう考えると現在の固定電話は存在感が薄くなるのも当然である。今後の若いDIQ(前掲)世代におけるコミュニケーションやマーケティングも当然こうした現象を視野に入れなければならないと思った次第である。(企業も顧客のために、DIQは欠かせない!)

『・・・・で、携帯電話をなくしたんですが・・・・、先日、携帯電話に電話しましたが、その後そちらから電話頂きましたでしょうか?』たとえ、携帯電話をなくしても、固定電話からこんな電話ができる。実はこれが正解である、と思っている。が、こんな常識も薄れてしまうのであろう。そのうち、若い人から古くさいと言われてしまうかもしれない。結構考えさせられる出来事であった。

このエントリーを含むはてなブックマーク  はてなブックマークに追加この記事をクリップ!  livedoor クリップに追加Buzzurlにブックマーク Buzzurlに追加

[DIQ時代] 2004年12月23日

お問い合わせ コールセンター情報サイト コールセンターモニタリングサービス「KiKiDen」
市場通信のミステリーコール「KURABE(くらべ)」
コールセンターアウトバウンド研修ソフト「ミラクルコール」 石橋式2Stepトレーニング

市場通信の書籍

書籍「Web2.0 実践ネットマーケティング」

書籍「図解 数字が上がるコールセンターのつくり方」

関連記事