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高齢社会におけるWEBサイトとは

65ab.jpgマーケットやターゲット層、あるいはアンケートの調査結果において、50歳以上の人達を指してはシルバー、シニア、中高年者、高齢者と様々な言葉で呼ばれる。その表現の仕方によっては少々気になる年になってきた。あまり年齢層における定義が明確にされていないこともあり、執筆者の感覚によるところが大きいが、50代でシルバーとは言わないであろうとか反論したくなる記事や調査結果をよく目にすることがある。

それとは別に、『高齢者層』をチェックして見よう。平成16年版の高齢社会白書によれば、日本における65歳以上の高齢者人口は、1950年で総人口の5%、1970年においては7%を超え、この時点で「高齢化社会」と呼び、1994年には14%を超え、既に「高齢社会」と呼ぶ方が正しいようだ。この高齢者人口は2020年まで急速に増加し、2015年には高齢化率が26.0%、2050年には35.7%に達して、国民の約3人に1人が65歳以上の高齢者という本格的な高齢社会の到来と述べられている。今20代の人達が高齢者になるころは、右を向いても、左を向いても高齢者がいるという現実に進みつつある。
 

2004年12月14日付のITmedia には『高齢者のWeb操作は画像重視』という記事が掲載されていた。この記事はマミオンが調査した12月14日付の「シニア・シルバー層の視点から見たWebサイトのユーザビリティ評価」に関する結果である。この調査によれば、シニア層はWebサイトの閲覧時に、「知らない」言葉を無意識に避ける傾向があり、また文字よりも画像を多くクリックするなどの傾向が見られた等、Webナビゲーションにおいて、文字よりも画像を重視していることがわかった、と述べれている。

人によっては、40歳前半、少なくとも40歳後半から老眼に移行する人は結構いると思われる。ディスプレイを長時間凝視すると、上記高齢者でなくても目が疲れてしまうことがある。マミオンのサイトにはシニア・シルバー層向けウェブサイト構築のポイントが書かれている。

1)文字を大きくするだけがシニア向けじゃない。
2)文字の大きさよりもみやすさを重視!
3)画像に気を使う!
4)言葉は「これでもか!」というくらい解りやすく
5)ポイント画像にリンクを!

文字の大きさよりも見易さを重視し、サイトの内容を読むか読まないかは画像にかかっており、そのサイトが解りやすいかどうかも画像が重要であるとしている。また、 言葉は解りやすく、あまり聞いたことがない言葉は避ける必要があるようだ。クリックが容易にできる工夫がないと先に進めないとしており、これも大きなポイントであろうと思われる。現在の検索エンジン対策では、画像よりもテキストに重点が置かれているが、こうしたウェブサイトのユーザビリティの課題もうまく取り込む必要がありそうだ。

冒頭の高齢時代はもはや避けて通れない課題である。見易くわかりやすいサイトは、別に高齢者だけではなく、そろそろ老眼が入ってきた人や初心者向けには絶対必要なことであろう。

(最近に限ったことではないが、名刺の文字が小さいデザインのものが多く、とくに住所や電話番号が小さいと読みづらいことがある。先日、ユニバーサルデザインの名刺を頂いたら、フォントがやたら大きくて印刷ミスと思ってしまったが、でも他の名刺に比べると抜群に見易く、今後はこうなるのかなーっと思った次第である。)

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[高齢社会におけるWEBサイトとは] 2004年12月15日

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