HOME » コールセンター » コールセンターブログ » コールセンターのHRM
月刊コンピュータ・テレフォニーの12月号の特集は『HRMのプロセス・プランニング』である。現在、コールセンターでの最も重視されている問題は品質を高めつつ、いかに人件費コストを削減するか、ということである。
これは採用・育成の問題が大きく関わっており、マイナスのスパイラルに入り込むと離職率が高くなって、顧客との対応が悪いという、最悪のシナリオが待っているからだ。そうした観点から、この特集ではHRM(Human Resource Management)の実践を検証している。その一部を紹介しよう。
採用に関しては次のようなポイントを挙げている。
1)中期・長期的な採用計画
2)現場業務における必要スキルモデルの構築
3)募集プロセスと適正試験の手法
現在、コールセンターにおける基本スキルはコミュニケーション力、PC操作、業務知識の3点が採用基準となっている。中でも、コミュニケーション・スキルを最重要しており、PCスキルや業務知識は研修で補えるとしている。
一方、本誌によれば、エージェントの勤務形態は「すべて正社員」は12%、一部派遣社員・パートタイマー(自社契約社員)が46%、すべて派遣社員・パートタイマーは33%、その他9%であり、こうした勤務体系では離職率が高いのは当然である。
つまり、離職率を抑えるには勤務する人にあった業務内容が必要であり、ここでは弥生のカスタマーセンターの事例が紹介されている。自己アンケートの結果から、説得型、相談型、指導型、分析型の4つに類型化されて、自分がインバウンド向きか、アウトバウンド向きか等の判断がなされているようである。その人の適正にあった業務に配置することが、まず基本である。
さらに、育成に関しては、エージェント育成を初期研修とフォローアップ研修とに分けており、次のようなチェックポイントを挙げている。
1)初期研修を採用プロセスの一環として捉えているか。
2)研修の結果を採用現場にフィードバックしているか。
3)専用トレーナーの育成はしているか。
既に先進的なコールセンターでは、以上のように人材の適性判断、業務量予測に応じた計画的な採用・育成プロセスの実施、短期育成プログラムの構築・実施、研修担当トレーナーの育成などのHRMを実践しており、今回の特集では日本ランズエンド、損保ジャパン・ホットライン、東京海上日動コミュニケーションズなどの事例が紹介されている。
なお、この月刊コンピュータテレフォニーは書店売りはされておらず、年間購読のお申込は→コチラへ
はてなブックマークに追加|
livedoor クリップに追加|
Buzzurlに追加
[コールセンターのHRM] 2004年11月26日
HOME | 会社案内 | 波多野プロフィール | リンク集| サイトマップ | プライバシーポリシー | 問い合わせ
WEBマーケティング | コールセンター | CRM | コンサルティング事例 | 書籍・執筆
All rights reserved by 市場通信