先日、Suicaで湘南新宿ラインのグリーン車に乗ったら、頭上には写真のようなSuicaのマークが。「あ、これが噂のグリーン車Suicaシステムかー!」と思いつつ、自分のSuicaをあてると、赤のライトがグリーンに変わった。
これで車内検札はなく、車掌はグリーンのライトを見て通り過ぎる。いや、車掌ではなく最近は若い制服姿の女性の「グリーンアテンダント」が回ってくる。結構、新鮮な感じで好感が持てる。(ちなみにSuicaで乗車しない場合や、Suicaを自分でリーダーにかざさない場合は、そのグリーンアテンダントが検札および改札し、手持ちの電子手帳のような端末でデータを無線で飛ばして、ライトを赤いライトからグリーンのライトに変えてくれる)
現在、2004年10月16日(土)~2005年1月15日(土)まで、豪華賞品をもらっちゃおう!「Suicaでラクラク!大増発キャンペーン!」が行われており、キャンペーン期間中、「グリーン車Suicaシステム」を利用して湘南新宿ライン・宇都宮線・ 高崎線のグリーン車に乗ると、インターネットからエントリーした人はキャンペーンの参加できるようになっている。
エントリーすると、その乗車履歴をJR東日本が確認するらしい。つまり、個々に乗車した履歴データがすべてSuicaを通して蓄積されている。そのため、こういうキャンペーンはかなり簡単に出来るのである。Suicaによって様々なところが一新され、こうしてキャンペーンやアンケートを行うことにより、参加者データを分析できる。
アンケートの最後に『情報満載のメールマガジン「JRいいたびメール」を配信させていただく場合がございます。』と書かれていた。もちろん、チェックボックスがあり、「情報を希望する、希望しない」というパーミッションがされている。こうして、Suicaの各種データがどのように活用されているかは定かではないが、マーケティングへの活用やネットとの連携を想像すると、強烈なツールであることは間違いない。
一番感心しているのは、そのデータの獲得がスムーズなことであり、無理なプロモーションもしなくてもデータ獲得ができるところにある。民間になったとは言え、JR東日本という公共的な交通機関でのIT活用は、今後の広がりとマーケティングの観点からも、かなりのインパクトを与えそうである。
もはやデジタルを越えた「ICマーケティング」が始まろうとしているかもしれない。ICと言っても、この場合は2つの意味があり、1つはIntegrated Circuit(集積回路) としてのICで、もう1つはSuicaの「Super Urban Intelligent Card」としてのIntelligent Card(IC)。勝手に「ICマーケティング」とネーミングしてしまいました。
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[ICマーケティングツールとしてのSuica] 2004年11月 7日
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