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団塊世代の孫は、もはやマルチポケット!

ch111.jpgマーケティングでの鉄則や原則と言われることはたくさんある。その原則を踏まえないことには、当然結果も芳しくない。商品やサービスを製造・開発・販売する上で『ターゲット』を決めることは前提条件の大きなポイントであり、マーケティングの基本でもある。誰に買ってもらうかが決まらないと、実際には作りようがない。しかしながら、今まで商品を提供しているうちに、新たなモノが生まれてしまうことも多々ある。ネットやデジタル系の商品やサービスでは、そんなケースが少なくない。

それらは、時として『どこに、どうやって販売するか?』という素朴な疑問となって、販売・マーケティング現場で悩むことになる。また、ターゲットがわかっていても、どのように訴求し、どんな形で告知し刺激するか。これはBtoBでもBtoCでも同様である。顧客ニーズや顧客の消費動向・消費構造などから、カスタマー・インサイトを推定することになる。とくにメディアの選択は費用面で結構気を遣う。それは、最終的な購入に至るまでのコンバージョンレートで費用対効果が問われることになるからだ。

「先日使ったメディアは、はずれてしまいましたねー!」と気軽に発言できない。こうした失敗を繰り返さないために、自社商品を効果的に、かつ効率的に費用対効果を考えた、売るための各種の情報を収集し、自社での知見や経験の積み重ねが利益に貢献することになる。加えて、消費に関わる各種の情報収集も欠かせないのである。

日経BP社の2004年09月17日付の企業経営:bpスペシャルに『子どもが握る小売業の人気:国内小売業最前線(1)』という記事が掲載されている。今まで、消費の鍵を握っていた『団塊の世代』とその関係性について書かれている。一般小売業におけるターゲットへの訴求を考える際には、非常に興味深い内容であろう。

ご存知のように『団塊の世代』はシニア世代に入り、その子どもである『団塊ジュニア(1971年~1976年生まれ)』が既に結婚、出産年齢となっているものの、少子化傾向で新生児は増えていない、その構造に対して、消費に関する1つの公式を組み立てている。おじいちゃんやおばあちゃんの孫への愛情は少子化のために深まるばかりで、今まで以上に「濃い」愛情の注ぎ方は、そのまま孫への投資へと向かっているようだ。つまり、孫1人当たりに対する消費量や消費額は増えており、それはミニバブルのようだと書かれている。

ターゲットが子供である商品やサービスを提供する企業は、その消費を促進するのであれば、それは孫のために消費する世代、すなわち既にシニア層となった『団塊の世代』のおじいちゃん、おばあちゃんの財布をしっかり狙えということになる。父、母、父方の祖父、父方の祖母、母方の祖父、母方の祖父、最低6ポケット、それに叔父、叔母等を入れたそのマルチポケットをどのように攻めるのか。この記事では、孫の1人あたりの消費金額は確実に増えているとしている。マルチポケット対応型プロモーションでもやってみましょうか?いろいろ考えられると思うのですが・・・・・。(詳細は上記サイトを参照のこと)

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[団塊世代の孫は、もはやマルチポケット!] 2004年9月17日

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