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第9号 「WEBマーケティングのスペシャリティとは」
今回第9号のメールマガジン「市場通信 ~ ITマーケウォッチャー」は、最近一般的になってきたWEBマーケティングについて述べる。とくに、企業の担当者様から、「WEBマーケティングはどこまでの範囲ですか?」という質問をされることも多く、今までの実践を踏まえて、ここではWEBマーケティングの個人的な見解を述べることにする。
<WEB+マーケティングとは>
毎日の業務でWEBマーケティングのプロジェクトを推進して感じることは、広範なWEBに対する知識や経験が必要になってきたことである。一口で『WEBマーケティング』と言っても、WEBマーケティングのすべてが出来る人は皆無に近く、それぞれのWEB技術における細分化されたスペシャリストが必要な時代に入ってきた。
もちろん、CRMなどの包括的な顧客対応に関しては、プランニングから実施業務に至るまでにはさらに広範な能力群を必要とするのである。WEBマーケティングにおいてはWEBに関する技術やスキルを持ったスペシャリストとマーケティングのスペシャリストとの育った環境や言語の違い、根本的なプロジェクトを進める上での考え方などが異なっている。しかしながら、様々な試行錯誤があって、今まさにそれらがクロスオーバーしている時期かもしれない。
<WEBマーケティングは広範な領域を持つ>
また、それぞれ簡単にWEB領域とマーケティング領域と分かれるものでもなく、各々の領域も幅広く実はスタンダードというものがない。個々の領域と培ってきたノウハウとスキルが一番大切となるわけである。個々人に対してはどんな業務に取り組んできたか、そんな経歴が問われるかもしれない。そうした個人としてのWEBに関する経験から、今のWEBマーケティングが成り立っており、今までに無い職域と考える必要があろう。
今までのWEBサイトをアップできる能力としてのホームページ制作におけるHTMLファイルのコーディング能力や、WEBクリエイションやデザインができる能力、ネット広告やEメールも幅広く、かつ深くなっている。加えてSEO、ドメイン、ブログ等、この範囲だけでも広すぎる。さらにマーケティングとなると、きっ
と10人や20人のスペシャリストが必要となるのではないだろうか。
<WEBマーケティングのスペシャリストは少ない>
マーケティング分野も様々な分野があり、一様ではない。つまり、広すぎる分野の重なりから見れば、自ずとWEBマーケティングに従事するスペシャリストは少ないのである。それはWEBの歴史とその経験年数を考えてみればおわかりになるであろう。
internet.com 2004/05/06付の記事には
『SES(サーチエンジンスペシャリスト)に求められる素質』という見出しでSESの幅広い資質が書かれていた。「Web 制作と SEO の知識と感覚のバランスに優れ、冷静な分析眼を持ち、マーケティング感覚に優れていて、かつユーザーの視点を失わない普通感覚を持った人」
決してそれを否定しているのではなく、書かれていることは十分理解でき、事実必要であろう思うのである。しかしながら、それらは個の能力ではなく、個の能力の集まりとして捉えた方が現実的である。無いものねだりよりも、現時点でのこうした専門領域の細分化と役割を明確にすることの方が大切なのである。
こうした内容が出てくる背景には、WEBサイトのコンテンツの問題があると思われる。WEBサイトに求められる目的が、一昔前の会社概要や商品概要を伝えるだけのサイトから、何らかの実績が上がるサイトへの移行が見られる。これについては、WEBサイトのステップアップは概してSEO施策本位での無理で強引な方法で進められており、その果てにはコンテンツの更新と内容に必ず行き着くことも考えておかなくてはならない。
<WEBマーケティングを分けると>
最終的には、わかっていながらも『やっぱり、コンテンツですね!』ということになる。しかし、ターゲットとなるWEB閲覧者が興味を持って何回も来訪するコンテンツはそんなに簡単ではない。つまり、1)WEBサイトに誘引するためのマーケティングと2)WEBサイトのコンテンツで実績をあげるためのマーケティングは異なっているのである。とは言え、この両輪が必要となるのがWEBマーケティングであり、この1)と2)おける領域を絶えず考えておくことが肝要である。
1)WEBサイトに誘引するためのマーケティング
これについてはWEB制作やWEBクリエイション、WEBデザイン、SEO、あるいはドメイン等が該当すると思われる。ネット環境を熟知している職域で、いわば最もふさわしい環境作りが求められる。しかし、魅力的なコンテンツが少なく、かつ更新されないWEBサイトでは、その環境づくりも活かされないままである。コンテンツが良くなければ、無理に検索結果の上位を目指してもすぐに飽きられてしまい、短期間で急降下することもある。
むしろ、イメージダウンのために閲覧者を増やさない方が得策?と思えるサイトもよく見受けられる。もちろん、アクセス数が多いことに越したことはないが、ある程度のアクセス数でも実績に至っているサイトもたくさんある。そうしたサイト誘引だけに固執することが正しいかどうかは企業が決めることであり、ここでは否定も肯定もしない。
2)WEBサイトのコンテンツで実績をあげるためのマーケティング
今までのECサイト以外のコンテンツの多くは一度アップしたら、その大半は固定情報として不変であるものが多く、更新情報の頻度は低いものであった。会社概要、商品情報、サービス内容など部分的な更新はしてきたものの、リピーターが毎度やってくるような内容ではない。
しかし、今後のWEBサイトは更新情報が大きなポイントであり、絶えず新しい情報へと差し替わることが求められる。つまり更新情報によって、問い合わせや引き合いなど実績へと貢献するコンテンツが必要である。
以上のように、この2つの領域がうまくかみ合ってこそ、最も効果的なWEBマーケティングが実践されるのである。自社のWEBサイトをどのように構築していくか。その参考になれば幸いである。
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当社市場通信におけるWEBマーケティングは、売上や新規顧客の獲得、あるいは、既存顧客の囲い込みなど企業の実績に結びつくためのコンサルティングを展開致しております。
とくに当社が実践してきたREBRACSはレコメンドを主体にし、企業のブランドとCSを向上させながら新規獲得をする理論と手法です。お気軽にお問い合わせください。詳しくは→こちら
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波多野の一言
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2003年8月から始めたブログは、既に11ヶ月間となりコラムも335になりました。また、様々な人にお勧めをして参りました。このブログは実際にやってみないとわからない世界であり、小生がお勧めした方は毎日更新されて楽しまれています。ビジネスにブログを使った事例は今年後半からいろいろ出てくるのではないでしょうか。是非ブログにチャレンジして頂き、新たなコミュニケーションを体験してみてはどうでしょうか。
波多野のもう一言
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<ネットがまだまだと思う時>
・Flashのスキップがなく、本コンテンツまでの時間がかかる時
・そのサイトでFlashに時間がかかったにもかかわらず内容が薄い時
・同一サイト内で迷って、元のサイトに戻れない時
・複雑にコンテンツが作られており、Flashが原因でサイトが固まる時
・携帯サイトにアクセスしても、目的のサイトにたどりつけない時
・光ファイバーなのにgooの回線速度でADSLにうんと負けている時
・高速用をクリックしたのにストリーミングが静止画のように遅い時
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[WEBマーケティングのスペシャリティとは] 2004年5月17日
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