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不況時代を反映してか、人材派遣会社は好調のようだ。中でも、営業・販売向けの人材派遣が伸びていると、今日の日本経済新聞11面に『営業向け人材派遣』の記事が掲載されている。酒類メーカー、家電量販店、百貨店などの営業系の人材派遣について書かれている。営業にかかる固定費増を避け、必要の時だけ派遣社員で乗り切る、このような方法は今後も伸びそうである。しかし、それですべてがうまくいくわけではない。営業・販売経験のある優秀な人がそんなに多くはなく、また派遣先での新たな環境に馴染める人も少ないのである。営業系派遣の人材は入れ替わりが多く、短期間であっても固定化しない。さて、その理由は?
その多くの場合が派遣先での教育や研修、マニュアルの不整備が原因である。忙しいから派遣されるが、周りが忙しすぎて基本的なことも教えずフィールドセールスに行かされる。
それゆえ、仕事の基本を教えられないまま、あるいはモチベーションが向上しないまま去っていく。これは当然のことであろうと思う。つまり、営業の興味や自信が湧かないために、固定化しないのである。
派遣先で専任担当者を決め、かつ基本的な教育・研修を行うことも必要であろうと思われる。また、商品アイテムが多い場合やセールストークなどはマニュアルを作成しないことには慣れるまでに長時間を要するのである。
即戦力を求めるならば、そうした基本的な準備も派遣先にお願いする必要があろう。単に営業系人材を送り込むだけでは、本来あるべき派遣社員のパワーは活かせないと思う。
以上のように、この営業系の人材派遣が増えることに対して、決して反論しているわけではなく、やる気のある良い人材を派遣先で十分活かしてほしいと思うだけでなのである。
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[活かしてほしい!営業系派遣社員を] 2004年4月15日
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