「中国に行く」と誰かに話すと、お茶をお土産に頼まれる事が多い。小生も中国茶が好きであるので快く引き受ける。行けばどこでもお茶屋さんはあるが、何度も行くとどこで買うのが一番いいのか、あるいは観光客ではなく地元の人はどこで買うのか、そんなことが気になった。そこで、お勧めのお茶屋さんを案内して頂いた。しかし、気に入ったお茶屋さんはあまりなかったことも確かだった。事実本物は少なかったのである。とくに現地の観光ガイドさんは、リベートをもらうために利益率の高いお店に連れて行くのであまり良いお茶屋さんは少なかった。
そんな理由から、信用できる方からあるお店を紹介して頂いた。それ以来このお店で購入する事になったのである。そこに行くには3時間ぐらいの時間が必要だ。行くための所要時間ではなく、ゆったりとしたお茶選びの時間がとても有意義だったのである。
よく観光者向けにお茶の入れ方などのデモンストレーションをする店はたくさんあるが、ここではいろんなお茶を少しずつ飲み(試飲)、品定めが出来る。やっと、本物に出会った思いであった。いわば「利き酒」ならぬ「利き茶」である。
そこで一番感動したのが、人参烏龍茶の『813茶王』というお茶であった。何故か、あの江澤民元主席が御愛飲とか、1997年の世界サミットで出されたとかで、「宮内庁御用達」風な感じであった。813茶王の芳醇な香りとそのコクのある味は今までのお茶とかなり違っていた。それもそのはず、決して安くはないし値引きもしてくれない。813茶王は300g入り日本円で12,000円という最高級茶葉であったが、その超一流の人参烏龍茶を飲んだら他のお茶は飲めなかったぐらいに満足した。
写真は購入額が2万円を超えたとして、作って頂いたVIPカードである。しかし、作ってもらうために1ヶ月かかり、写真が必要だと説明され唖然とした。メンバーズカードにしてはニギニギしいのである。仕方がないのでデジカメで写真を撮り、たまたま持っていたデジカメ専用のプリンターで印刷したプリントを翌日持って行った。ただ、本社で作成して出来るのが一ヵ月後だという。そのカードは1年後にそのお店を訪れた時に受け取ったものである。そのカードで10%割引してくれるというのである。
そのお茶屋さんは『天福茗茶』というお店で、中国国内に多くのお店を出している。WEBで見つけたそのお店のホームぺージには、何といつも3時間ぐらい各種のお茶を出しては説明してくれる西安東大街店店長の李三中さんが登場していた。いつも笑顔で説明してくれる彼の誠実さに、良き「商売気質」を感じていたこともあって、またうれしくなってblogで書く気になった。つくづくWEBサイトやblogというのは実におもしろい!ことをあらためて痛感した。こんな形で紹介できるのである。
彼いわく「外国人としては初めてのVIPカード発行ですよ!」本当かなーー、と思いつつ、カードのナンバーを見たら0048となっていた。「意外と少ない!」と思い、それで良い気持ちになってしまった。この2年間に、李さんが何度同じような言葉を発しているかは定かではないが、そのカードを持ってまた行くつもりである。今そのカードは、即発行しているかどうかも確かめようと思っている。
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[お茶屋さんのメンバーズカード] 2004年3月21日
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