その昔、子供の頃のことである。生命保険会社の人がよく父親のところに来ていた。晩年、その話をしたら父親が答えてくれた。父親が運転する車が、ある時自転車と接触し、その自転車に乗った人は横転したらしい。父親は「しまった!」と思い急いで自転車と共に倒れている中年の男性にかけ寄った。
“大丈夫ですか?”擦り傷が痛々しい手を出して、その男性は懇願したらしい。“けがは大したことはありません、” “・・・・・・・その代わりに保険に入ってくれませんかっ!”と起き上がる前に頼んだそうである。その男性は救急車に乗るまで保険の勧誘をし、父親は根負けして生命保険に加入したそうである。その後母親も子供も、その生保マンの営業で生命保険に加入した。
ちなみに、他界した父親は最後までその保険を継続し、小生も保険商品自体は乗り換えたが、同じ生保会社である。そうした営業が生保会社を支えてきたのかもしれない。子供の頃に聞いた話だが、結構脳裏に焼きついている。(仕事とはそういうものなんだっ!と思った小生であった)
ある保険会社で有名な『日生のおばちゃん』、いわゆる生保レディーが1994年には約42万1000人であったが、2003年には約28万4000人まで減少したと、YOMIURI ONLINE『生保レディーがピンチ、9年で14万人減少』で報じている。
今までの義理(G)と人情(N)とプレゼント(P)で営業するスタイルを「GNP営業」って言うそうですね。そう言えば聞いた事があるなーと思いながら、前述の昔話を思い出してしまった。そうした義理人情で保険の加入者を獲得する時代は終わったとも書かれていた。また、最近ではお客様に合わせた保険商品を携帯端末の画面で行うらしい。あの保険商品独特のフォーマットは今使っていないのでしょうか。時代が変われば、営業スタイルも変わる、その典型のようなニュースであった。
(これはITコラムではなく、ちょっと、思い出してしまった昔話です。カテゴリーがなかったので。)
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[時代が変われば、営業スタイルも変わる!] 2004年3月11日
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