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大学院を目指す人へ

topic111.jpg2003年11月14日、今日の日経産業新聞(25面)に『大学に再び学ぶ』という記事が掲載されていた。そこに大学志望ビジネスマン7つの不安と進学者からのアドバイスが記載されている。二つめの質問に「修士号を得ても、仕事に役に立たないのでは」と書かれており、それに対し「MBAなどの取得で、社内の待遇が上がるケースは少ない。大学での勉強を土台に仕事の質を高められるかが本当の勝負」という回答が書かれていた。もはやMBAの取得は待遇アップの切り札や転職時のパスポートではないようだ。

「大学院は今どのように役立っているか」と聞かれたら、大学から大学院へ進学した小生の場合からすると、こう答えていると思う。「物事を深く追求し論じることができるようになり、書く話すの基本的なスキルの形成がこの時にできたと今でも思っている。」つまり、専門分野の習得が主な目的であると思うが、大学とは異なった学び方が自分自身のステップアップになることは間違いない。

また、上記の質問の中にモチベーションの維持や仕事帰りに大学に行く体力的なことも書かれているが、今までやりたかった勉強や研究ができるため、その専門分野に集中できる喜びがきっとすべてを解決してくれると思うのである。若い世代の人たちに言いたいのである。今後の人生の中で1~2年、大学や大学院に行ってかなり大変だろうが、自分のために仕事以外で集中し切磋琢磨する。それも好きな分野を目指し探求する。

会社が許可してくれるなら、あるいはチャンスがあるなら、是非チャレンジして頂きたい。小生は結果として現業とは異なる分野を探求したが、今でも大学院に行ったことは決して無駄ではなかったと思っている。きっと新たな発見、新たな境地が開けると思うのである。

たぶん大学院に行った人は理解できると思う。『別に大学院まで行って勉強しなくても仕事は現場で覚えられる!』と言う人も多い。しかし、現実にはその現場で自分が本来学びたいとすることが、あまり見当たらないという人も少なくないのである。別に仕事自体や待遇に不満があるわけでもなく、ただ興味があり探求したいという願望がある。それを実現することで精神的に楽になり、逆に現在の仕事にも弾みがつくのではないだろうか。

未だに、あの時(修士課程)の習慣で、物事を探求する気持ちが継続されているのは不思議である。それが今役立っていることに自ら気づきblogしてしまった。

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[大学院を目指す人へ] 2003年11月14日

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