最近、新規事業内容に『コンサルティング』を加える企業が多くなってきている。コンサルティング業務を遂行する上で、重要なポイント何か、コンサルタントはどうあるべきか、<コンサルタント10か条>を列挙した。小生は分野こそ変われど、26年間ずっとコンサルタントという職業を続けており、その経験から日頃思っていることを書き出してみた。これが今後コンサルタントを目指す人のヒントになれば幸いである。
折しも1990年に読んだG.M.ワインバーグの書籍「コンサルタントの秘密―技術アドバイスの人間学:木村 泉 (翻訳) 共立出版」の続編というべき「コンサルタントの道具箱:伊豆原 弓(翻訳)」が日経BP社から出版されている。
今回は少し観念的な内容となっているが、13年前に読んだ前作「「コンサルタントの秘密」は、当時コンサルタントをしている小生にとっては非常に参考になったことを覚えている。是非読まれることをお勧めしたい。きっと、現職コンサルタントの方は自分がやってきたことを確認し、勇気づけられることであろう。
コンサルタントにとって何が不可欠なのか、どんな資質や能力が必要なのか。身を持って体験してきた小生が考えるコンサルタント10か条は次のような項目である。なお、この詳細は次回11月15日発行のメールマガジン「市場通信 ~ ITマーケウォッチャー」でお伝えする次第である。
<コンサルタント10か条>
1.コンサルタントは幅広い知識と現場での豊富な実施経験が必要である。
2.コンサルタントは企業が目的とする方向に、正しく短期間に導かなくてはならない。
3.コンサルタントは難しいことも、やさしい言葉で理解してもらうことが必要である。
4.コンサルタントはクライアント企業の『人』にノウハウやスキルを伝授することである。
5.コンサルタントは自身の分野においては絶えず好奇心や興味、疑問を持つ必要がある。
6.コンサルタントはクライアント企業とその顧客の両方の立場や考え方を理解することが必要である。
7.コンサルタントの必要能力の5要素は『書く力、話す力、理解力、分析力、発想力』である。
8.コンサルタントの最終目標はクライアント企業の実績に反映させることである。
9.コンサルタントは業務を実績に反映できないと判断した時は、事前に断らなくてはならない。
10.コンサルタントの業務を進めることは容易だが、適正な報酬を得ることは難しい職業である。
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[コンサルタント10か条] 2003年11月 9日
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