『ITを学び、極めることができる!大学院』が、東京虎ノ門に誕生した。それは金沢工業大学大学院工学研究科-知的創造システム専攻である。2004年4月1日から開講される同大学院では、現在大学院生の募集を行っている。昨日、9月6日は第1回目の説明会が行われ、土曜日の午後にもかかわらず大勢の熱心な受験希望者が集まった。同大学院は社会人のために平日の夜間(18時45分~21時55分)や土曜日に講義を行うため、会社を辞めなくても1年間の講義を受け、自分の好きな研究を行い、修士論文を提出すればIT系の修士(1年制大学院)が獲得できるユニークな大学院だ。新たな、かつ自律的なキャリア形成を目指す人には是非お勧めしたいのである。
同大学院の特徴は大きく分けて3つあり、その1つめは大学院生が『何を目指し、何を習得・研究したいか』各個人のポートフォリオによって学習指導が行われ、それによって修士論文の内容や履修科目を自らの目標で選択することができることである。
2つめは、極めたいITの内容によって3つのコースが選べることである、創造的ITプロフェッショナルコース、e-Businessプロフェッショナルコース、知的財産プロフェッショナルコースのそれぞれ3つのコースは非常にユニークであり、通常それらを1年で習得できること自体、興味がある人にとっては魅力的であろう。
3つめの特徴は、大学院生に講義し指導する教員の構成であろう。8人の教授・助教授と45名の客員教授・客員助教授の陣容は日本初の試みであり、それも各分野における現場の一線級の人たちばかりである。こうした産学一体となった教員(専門家)から、各専門の指導が受けられること自体驚きである。もはや大学院はブランドではなく、実質本位のキャリアデザイン時代に入り、その先駆的な大学院がここに誕生したことになる。
履修する必須科目はインターネット特論、インターネットワーキング特論、データベース設計特論、特許・実用新案特論、e-Business特論、セキュリティシステム特論、ビジネスモデル特論であり、どの特論もITを極めるには必要なものばかりである。
選択科目もかなり豊富で全体で54科目もあり、その内容も充実している。きっと入学すれば選択するのに結構悩むであろう。この選択科目や、同大学院にご興味がある方は同大学院のWEBサイトで詳細を知ることができる。是非自分の目で、その魅力的な科目と各教員(専門家)リストを確かめて頂きたいのである。
ちなみに筆者が担当するCRM特論はe-Businessプロフェッショナルコースの選択科目であるが、創造的ITや知的財産の他コースでも筆者の講義を選択し履修することができる。ここではCRMの実践力を身につけてもらうために、今までにない事例研究や演習を行う予定である。今後ITを活用したマーケティングやビジネスを目指す人がいれば、今まで筆者が集積したノウハウやスキルをすべて伝授するつもりである。この本質を学べば今後のITビジネスに大いに役立つと確信している。
なお、同大学院の試験は11月と2月に2回行われ、筆記試験(小論文)、口述試験、出願書類によって選考される。定員は70名で、現在説明書類や願書の請求を受け付けており、ITをもっと極めるために、あるいは実質本位で大学院を選択するのであれば、是非金沢工業大学大学院工学研究科-知的創造システム専攻にチャレンジして頂きたいと思う次第である。
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[ITを極めることができる!大学院が誕生!] 2003年9月 7日
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